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夢や目標を探す、アドバイスをしてみませんか? [夢・目標探し]

どうして勉強して大学に入らないといけないの?

こう改めて聞かれると、困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いまの時代、大学にいかないと就職ができないから。
親戚などの周りの人はみんな大学に行っているから。
…答えはいろいろとあると思います。

しかし、お子さんはこのような答えで、多大な苦労がともなう受験勉強をやる気になるでしょうか?
また、大学受験のやる気はあっても、目標が明確になっていないお子さんが多いのではないでしょうか?
目標はしっかり、はっきりしていたほうが、モチベーションが上がります。


この記事は、大学に入る意味や目標を考えるヒントになります。
子どもと一緒に考えてみてください。


ます、私が子どもに
「なんで辛い受験勉強をして大学に入らなければいけないの?」
と聞かれたとしたら、
「それはきみの幸せのためだよ」
と答えると思います。

人はみな、幸せのために行動しています。
幸せになりたくない人はいないと思います。
多くの人が大学に入るのも、幸せになるためなのです。


では、お子さんはどうしたら幸せになれますか?

お金持ちになる。
美味しいものをたくさん食べる。
友達がたくさんいる。
…この質問にも、答えはたくさんあると思います。


質問の答えの参考になりそうな考え方を2つ紹介します。


一つ目は、マズローの欲求階層説です。
この説は、人間の欲求は五つの階層になっていて、下層の欲求が満たされ始めると上層の欲求が出てくるというものです。

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一番下の欲求は、生理的欲求です。
三大欲求の食欲、睡眠欲、性欲などが当てはまります。

これらが満たされ始めると、次の欲求が出てきます。
二番目の層の欲求は、安全欲求です。
健康、身の安全、雇用などが当てはまります。

では、その次の三番目の層は何かいうと、所属の欲求です。
家族、友人などが当てはまります。

四番目の層は、承認欲求です。
自信、達成感、他者の尊敬、他者からの尊敬などが当てはまります。

…長いですね。笑
これで最後です。
五番目の層はなにかというと、自己実現の欲求です。
道徳、創造力、問題解決能力などが当てはまります。

これらの欲求は、一番下の層から順番に満たされる必要があるのです。
人間の欲求は尽きることがないですが、やはり欲求を満たすことで幸せを感じることがあると思います。

特にいまの日本人は、二、三、四番目の欲求を満たせていないと言います。
二、三、四番目の欲求について、お子さんと上の層から順により詳しく考えてみてください


①あなたは、25年後をイメージして、どのように承認欲求を満たしていたいですか?
②あなたは、25年後をイメージして、どのように所属の欲求を満たしていたいですか?
③あなたは、25年後をイメージして、どのように安全欲求(特に雇用)を満たしていたいですか?
これらの欲求を満たすためには、どのような大学に通えばいいですか?大学をどういかしますか?
※あまり現実離れしていないイメージをしてください。
できるだけ、興味があること、好きなことをイメージしてください。


私なら、こう答えます。
(あまり詳しいと長くなるので、簡略化してあります。
読者のみなさまは、さらに詳しく、より具体的に考えて見てください。)

①私は、多くの教え子がいます。どのような教え子たちかというと、ジャーナリズムに興味があって、お金に目がくらまない意思の強さがあって、彼らは友人に、私をすごく良い人だと紹介してくれるような人たちです。また、私自身も師匠がいます。人柄が良くて、ジャーナリズムの精神が高く、実績を残している人です。お金には興味がない方です。さらに、教え子が大成することで達成感を得ています。

②友人はたくさんいます。私の活動に賛同してくれ、心を許せる友人です。週に一度、家に集まって遊んでいます。いい家庭も築けています。子どもは一人つくって、仲良く過ごしています。

③最低でも80歳までは生きるだろう、というくらい健康です。マスメディアに就職していました。就職して10年勤めたら、独立してフリーランスになりました。いまでは大学の教授をしたり、パレスチナにいって取材をしています。

④ジャーナリズムの専門コースがあって、師匠になってくれそうな人がいて、色んな人がいて、交友関係が広がりそうな大学に行きたいです。大学では、師匠になってくれそうな教授、講師を探して、交友関係を広げて、ジャーナリズムを専攻します。
(その結果私は、早稲田大学教育学部社会科社会科学専修に入学しました。教育学部ですが、ジャーナリズムの権威がいらっしゃいます。)


お子さんは、どのように幸せになるのか、答えが出たでしょうか?
もちろん、高校生の段階で明確な答えを出すのは難しいと思います。
しかし、お子さんの考えていることを共有し、目標がはっきりしたり、仲が深まったりしたのではないでしょうか。

次回の記事では、夢が見つかるもう一つのヒントを紹介します。


ちなみに、マズローについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。


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